中古車の話

昨夜のテレビ番組で中古車の品質基準統一を特集でやっていました。軽自動車の新車販売は伸びているが、普通車の中古車は販売が厳しいという内容でユーザーが中古車に対して不安に感じる部分を統一基準にして評価するシステムでした。確かにメーター改ざんや事故を隠して売っているとかありますからね。しかし、番組の中で同じ中古車で価格差が同じ年式の同じ車種でなぜあるとやっていました・・・これって差があっても当然です。中古車は1台1台が同じ状態の物はまずありません。外装、内装が同じようであって、しかも同じ走行距離でも乗り方(渋滞の街乗り中心のクルマと高速道路を中心に使っているクルマ)とではコンディションは違います。これも実際は問題だと思いますよ事実、業者オークションでも評価基準がありますがそれも検査をする検査官の見方で評価点が微妙に違っています。それにエンジンの評価は余程の事がない限り評価されていませんから・・まあ、全てが同じに評価するのは不可能でしょう人により感じ方が異なるのも事実です。まあ新車からおおむね10年以内のクルマの評価は、最近のクルマ買取のCMとかも車種、年式、走行距離、色などで簡単に金額がわかるような事いってますがそれがその買取られたクルマが業者オークションに流れるのですから問題のような気がします。高く買取りされれば、オークション価格も上がり、小売されるも高くなる・・悪循環ですね。かと言ってネットオークションのクルマもまじめに出品している方もおられますが、過剰なセールス文が書いてあって実車を見て驚いた事も何度もあります。昨日の番組では、中古車評価基準が確立されればその評価を元に個人売買しやすくなるという意見の自動車評論家のセンセもいましたが、基準価格(中古車だと俗にいう相場)は常に変っているので評価基準と価格の両方を考えると難しいと感じます。それに評価はあくまでクルマの内装、外装の状態と年式、走行距離ですから評価がいいから程度がいいとは言えないクルマもあるという事です。( ユーザーが気になる内装の評価では禁煙車とか動物の毛もあまりひどくなければ評価の対象外なんです。最近はクリーニングが良くはなっていますが取りきれません。)それから、私がここのブログに載せているような旧車は通常の中古車基準の評価は当てはまりません。現行車と同じ評価はある部分できないので。 これ以上はディープな内容になるので・・・このへんで。